田崎さんのバンコック紀行−6

2000-Aug.

タイへ行こう(6) 〜タイ航空でいこう〜

ようやく辿り着いた国際線ターミナルで佐賀組とも無事に合流をはたし、出国審査も難なく終了。あと はロビーで搭乗までの1條ヤ余りを待つだけだ。

この間、Hさんは仕魔フために電話にかかりきりになってしまった。旅行会社の仕魔熨蝠マである。 cる四人のうち、ゥ称随行カメラマンのわたしはタイ航空の飛行機の撮影スポットを求めてカメラ片手 に右往左往。晴天の空の下を飛び汲骭R用機にも思わずカメラを向けたりして、かなり怪しい風体では あったが、タイ航空の飛行機の撮影は無事成功した。

そして、Hさんの仕魔煬着がついたところで、Hさんが立て替えてくれていた今回の旅行代金の精算 を始める。l人分だけあって結構な大金で、万Dが待合いロビー内で飛び交う様はなかなか凄かった。

そうこうする内に、搭乗時間が迫ってきた。JALとの提携便だがタイ航空の機体を使用するの で乗務員ももちろんタイ航空の人だ。というわけでタイの民族衣装をまとったおねーさん達に迎えられて搭乗する。

タイ航空のスチュワーデスの制服は民族衣装系とスーツ系とがあったが、やはり民族衣装の方が華があ っていいものである。帯状の布を斜めがけにするスタイルの衣装はきらびやかだ。民族衣装マニア(笑) のわたしとしては一着欲しいところだが、しかし、金糸銀糸を織り込んだ民族衣装をいったいどこで着 ればいいのか? 日本で着る機会はまずないだろう。と思っていたら友人Oが、大柄なスチュワーデスさんを指して

「親戚の人みたい。翌トるっ」※

とのたもうた。あいにくとタイには親戚はいないのだが。よもや大柄なところが似てるというわけでもあるまい。 そのスチュワーデスさん、わたしとしてはそう似ているとも思わないのだが隣に座っていたKちゃんに聞くと

「うん、翌トる。鼻のあたりがそっくり」

とこちらも肯定派だ。とするとわたしはタイ系の顔立ちということか?それなら民族衣装を着ても「お国の衣装」を着てい るように見えるかも。

だがしかし、タイ人に見えたからといって民族衣装を着ていく場所がないのに変わりはないのだった。 いっそのことタイ人になりきって街り謌歩してみるのも一興かもしれない。

などと考えている内に、5條ヤあまりの飛行を終えた飛行機は、バンコクの国際空港へと着陸したのだった。

※本当に似ているかどうか、後でアンケートでもしてみようと、このスチュワーデスさんに一緒に写真 を撮りたいと申し込んでみたが、「HAHAHA」という高笑いの後、だめよとにべもなく断られてし まった。大柄な体型に似た豪快な人だった。
それにしても写真がうまく取れなかったのは、無念。


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