田崎さんのバンコック紀行−4

2000-Aug.

タイへ行こう(4)〜出発日の朝に何する人ぞ〜

8撃Q4日(木) 日本・晴れ

その日は朝からめまぐるしかった。昨晩詰めた荷物を今朝、妹のスーツケースに入れ 替えて、ただでさえ慌ただしい朝をさらに慌ただしくしてしまったのだ。

何とか予定より5分オーバーで辿り着いた駅で待っていたのは、昨夜、10桙ノお仕魔ェ終わったという友人Oだった。

「昨日は仕魔ェ遅かったのに、早かったねぇ」
「うん、寝てないもん」
「えっ」
「だって寝ちゃうと絶対起きれないと思ったからうとうとしただけで、寝なかった」

寝ていない割には元気に笑う友人O。

「それで、4檮にメール送ったんだけど、みんな見たかなぁ」

4栫c…少なくともわたしはその時間は爆睡中だった。夜は睡眠時間にあてるものだ。普通はそうだろう。そのはずだ。 だが、この5分後、駅にやってきたBちゃんに、メールのことを問いただすと

「ああ、見た見た。朝から(朝? 朝といえる時間帯なのか? ニュースだと”未明”と言われるに決まってる)何やってるかと思ったよ」

というような答えが返ってきた。

「良かった、見てくれたんだ。朝早いから、みんな、タイから帰ってきて見るのね、とか思ってたんだ」
「いや、わたしのは携帯にきたから、着信音がしたんで見たんだよ」

というBちゃんはこまめに携帯(Eメールg用可)をチェックする人だった。 しかし、福岡空港で合流したHさんにKちゃんさえもが(もちろん、携帯ではなく普通のデスクトップパソコンg用メ)

「メール見たよ」

という返事。(だから、出発日の早朝になんでそんな暇が)結局、出発日の4:00に送信されたメールを、 タイ旅行後に見たのはわたしだけだったのだ。

みんな、早朝からパソコンを立ち上げるなんて、余裕がありすぎる……


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