ペルー 3

<< お部屋でゆっくりと >>



夜の2時過ぎに寝たんですが、やはり時差ぼけで数時間毎に目が覚めてしまいます。 8時にベットから抜け出してバスタブにお湯を張ります。夜はお湯をみんなが使うので熱いお湯が出ないことがよくありますが、 朝には十分に熱いお湯が出てきました。カネボー旅の宿「十和田」を一袋入れて温泉気分にしました。にごり湯だったので ホテルのバスタブですが、ちょっとだけ雰囲気がでます。温泉の匂いがバスルームに充満します。ゆっくりとお湯に浸かって疲れを 取ります。

お風呂から上がって部屋に外の風を入れて涼みます。少し、休んでお洗濯タイムです。幸い洗面台には栓が付いていたので お洗濯も楽チンです。パンツ、靴下、アンダーシャツを洗濯しました。リマに2泊するので十分乾くでしょう。 タオルブローしてクローゼットに干します。

飛行機の中でもらったミネラルウォーターでお湯を沸かしてお茶にします。 電気ポットのコンセントの形状はヨーロッパタイプ(幅広で細い丸棒)の220Vです。電気ポットは変圧器内臓タイプなので コンセントの形状さえ合えば、100Vでも220VでもOKなんです。220Vなのでお湯が沸くのも早いです。 スティックコーヒーとカロリーメイトで朝御飯です。残ったお湯にティーバックを入れて紅茶を煮出します。

ホテルのロビー集合は1時30分なのでゆっくりとNHKのBS放送を見て過ごします。 昨日ガイドさんからホテルの近くに市内観光のポイントがあるので散歩すると市内観光がダブルと言われていたので 朝の散歩を控えていました。また、治安もあまりよくないと言われていたので、一人での外出は止めました。 そう言えばホテルの玄関には、銃を持ったガードが24時間の警備をしています。



実際のペルーの治安は、日本で考えていたより遥かにいいと感じました。特に昼間はそんなに危険を感じる事はありませんでした。 しかし、ガイドさんは万一のことがあるといけないので結構脅かします。
たとえば市内観光には腕時計はしないとか、ディバックは持たない、手ぶらで歩くとか。 確かに日本から来たばかりだと時差ぼけで注意力が散漫になっていることもあり、気を付けるに越したことはありません。

大都会、特にリマでは注意した方がいいでしょう。他のクスコやチチカカ、ナスカは田舎なので街を歩いていても、 危ない感じはありませんでした。


<< リマ市内観光 >>

ホテルでもらったリマ・セントロ付近のマップ


お昼過ぎにホテルのロビーに集合です。この時期のリマの服装は、Tシャツにベストで昼間は十分です。 夕方朝方に上に羽織るもの(ウインドブレーカー)があれば完璧です。みんな軽装です。 上着は暑ければ送迎のバンの中に置いて行けばいいので荷物にはなりません。ガイドさんもカジュアルな格好でした。 運転手さんは、見ため日本人風のペルー人です。 運ちゃんはみんなが観光している時は、バンから出ないような契約をしているそうです。

ホテルを出たバンはまず、サンマーティン広場を車窓観光です。 広場にはピザ・ハットとKFCがありますが、看板が真っ黒になっていました。 法律によってサンマーティン広場では、目立つ看板は禁止されているそうです。 テロの標的になるからだそうですが、ここ以外ではカラフルなネオンの看板もOKだそうです。

第2日め
アルマス広場、カテドラル

サンマーティン広場を一周してアルマス広場に向かいます。ペルーのどの街にもかならず、カテドラルや市役所が集まる アルマス広場と呼ばれる公園が街の中心にあります。

リマのアルマス広場には、大統領府もあって厳重な警備がされていました。 バンを下りるとさっそく、お土産売りのおばさんが近寄ってきます。無視してカテドラルに入ります。 3人組みの一人にカテドラルには入れない敏感な人がいました。前世で悪い事をしたと友達に言われていました。 入り口で待っていると言って中には入りませんでした。

ここのカテドラルの柱は木造だそうです。ペルーも地震が多くてこのカテドラルも何度となく地震によって被害を受けたそうです。 そのため、柔軟性のある木が柱に使われているそうです。柱を叩くとポコポコと石とは違った音がしました。
中にはペルーを征服したピサロの執務室がモザイクタイルに飾られていました。一通りガイドさんの説明を聞いて外に出てみると 入れなかった彼女がカテドラル前の階段に腰を下ろして待っていました。

アルマス広場、カテドラル隣の大司教邸

カテドラルの隣には、大司教のお家があります。このお家の特徴は、出窓風の木製のバルコニーが付いています。 リマの公共の建物には必ずと言っていいほどこの木製のバルコニーが付いていました。
大統領府の隣を通ってサンフランシスコ教会を外から見学してバンに戻りました。


次もリマの市内観光です


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