北欧 6

トロムソ


トロムソ市内図


北極圏では夏の間、太陽が沈まないので一日中、明るいです。夜になると少しは暗くなりますが、 白夜になっているので、カーテンをしっかり閉めないと明るくて眠れません。 また、相当北になるので日本の真冬の服装でも寒い位です。防寒はしっかり持って行って下さい。


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第5日め

朝はあいにくの雨でした、ホテルをチェックアウトして空港へ向かいます。 お揃いのミッキーのポンチョを着て、空港連絡バスの乗り場から30分で空港です。 飛行機はB737で途中、幾つもの街に降りては乗客を入れ替えて北を目指します。

トロンハイムへ着陸します


飛行機は子どもやお年寄り、体の不自由な人を初めに乗せます。その後、乗り込みますが、驚いた事に中の席は自由席なんです。 席がある分だけ乗客を乗せるので、いっぱいになると通路にいた人はまた、待ち合い室に戻されます。

ボードの空撮


離陸のたびに軽食とシューズが出るのでお腹がいっぱいになっちゃいます。 もちろん、夕食用にテイクアウトしたことは言うまでもありません。

さらに北へ


ボードを過ぎると左手にロフォーテン諸島が見えてきます。海のアルプスと言われる所でぜひ行ってみたい所です。 なかなかツアーでは訪れない超穴場です。ぜひ、行ってみて下さい。

昼過ぎにトロムソに到着です。トロムソは北欧のパリと言われている街で、最北の大学がある街としても有名です。 空港からはタクシーですぐにホテルにチェックインです。ホテルは街の中心地からは反対側の随分離れた所にありました。

トロムソは1泊なのでさっそく、観光に出かけます。あまり大きな島ではないでの、歩いて出かけました。 まず、街とホテルのちょうど、中間にあるプラネタリュム館に行くことにしました。 30分位歩いて本土側が良く見える丘の上のプラネタリュム館に着きました。 残念なことにここは街のインフォメーションで予約が必要だそうで、飛び込みではダメなんだそうです。 仕方なく、バスに乗ってインフォメーションに向かいました。

トロムソの街は思ったよりにぎやかで多くの観光客で埋まっていました。 ほかに大きな街も無いのでしょうがないのでしょう。インフォメーションで予約をしましたが、 受け付けのお嬢さんが今日はドイツ語とノルウェイ語しか案内はないけど、 どっちがいいかと聞いてきたのでどっちでもわかなんことには変わりが無いので、ノルウェイ語の方に予約を入れました。

予約の時間までは余裕があったので、街中にある北極圏博物館を見ました。 その後、バスに乗ってプラネタリュム館に戻り、ノルウェイ語の解説のオーロラの様子や星座の姿を鑑賞しました。 奥さんは暗い所で椅子に座ると寝る習性なのでプラネタリュム館の椅子はまさにピッタリでした。

トロムソ空港に到着<


オーロラの映画を見た後、今度は本土側にある北方教会を見る事にしました。 教会は本土とトロムソを結ぶ橋のたもとに立っています。三角形のその外観はかなりおしゃれでトロムソの街並みに合っていました。

教会の近くにはトロムソを見渡せる山に登るオープウェイがあるのでそこまで足を伸ばす事にしました。 教会付近から急に雨が激しく降ってきました。ちょうど、ポンチョを持っていなかったので1時間位、民家の車庫で雨宿り。 雨が小止みになるまでカラオケ大会となりました。車庫からは乗り場まで走って行きました。

乗り場には、天候が悪いので乗客は数人でした。 雨の展望台からは北の街の自然の怖さを感じるような風景が広がっていました。

北方教会


展望台からはバスで市内に戻り、コンビニで食料を仕入れてからホテルの近くまでバスで帰りました。 トロムソのバスは24時間近く、運行されています。もっとも夜が無くて明るいのでもっともと思えますが、 朝の3時にバスがあるのにはビックリしました。

ホテルの部屋はきれいで広いですがバスタブは無く、シャワーだけでした。 寒いので汗はあまりかかないのでOKでしょう。 寝ようとすると窓の外が騒がしいので見てみるとカモメが隣の人からパンをもらって騒いでいました。 僕らも晩御飯の残りのパンをあげました。


明日は、ストックホルムへ行きます。

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