田崎さんと遭遇 2

1999-Jul-15



今回の目的は、サンディエゴに住んで居る友達の所へ遊びに行く事でした。ロサンゼルスからサンディエゴまでは、飛行機で 行くか、バスで行く事が一般的のようでしたが、元鉄ちゃんの自分としては、鉄道で行く事にしました。 飛行機でサンディエゴまでは、1万円以上かかります。また、バスのデポは、ダウンタウンでも治安の悪いところにあって、空港から 行くには、苦労しそうでした。ロサンゼルスとサンディエゴ間は、自動車王国のアメリカにあって、かなりの頻度で列車が出ています。 約2時間に1本程度の列車があります。

春にロサンゼルス空港には、来ていたのですんなりとターミナルを出ました。 空港から地下鉄の最寄り駅まで無料の連絡バスが出ています。G(グリーン)ラインのバスが駅まで送ってくれます。 ターミナルから10分以上も走って地下鉄のグリーンラインの駅まで行きます。地下鉄と言っても 郊外のこの辺りは、高架の駅です。Gのバスは、駅とターミナルの往復専用のバスでした。


路線マップ
(十字の左端が空港、赤い線の右端がアムトラックの駅)

運賃は、乗り換え用で、1.6ドルでした。自動販売機に2ドル入れました。無事にお釣も出てきました。 ダウンタウンにあるアムトラックの駅まで、地下鉄を乗り継いでいく事が出来ます。アムトラックの駅までは、 ロサンゼルスの地下鉄のすべての路線を乗る事になります。グリーンライン・ブルーライン・レッドラインと。

グリーンラインからブルーラインへの乗り継ぎ駅で、ブルーラインが事故で運行停止していました。 駅のディスプレイにアクシデントで遅れが出ていると表示されていました。お昼に出るアムトラックに間に合わないかもしれません。 30分ほど駅で待つと運行再開のアナウンスがありました。到着した電車は、日本のように満員には、なっていなくてラッキーでした。 地下鉄の乗客は、マイノリティーの人がほとんどでした。ダウンタウンに入る直前に路面電車から地下鉄に変身しました。 ダウンタウンでレッドラインに乗り換えです。乗り換え駅は、映画「スピード」で出てきた駅のようでした。

アムトラックへの乗り継ぎ駅で降りましたが、サンディエゴへのお昼の列車には、間に合いませんでした。 駅の待合室で2時間待ちとなりました。待合室は、古いヨーロッパの駅の雰囲気がしていました。時間がゆっくりと流れています。 待っている間にお土産に持って来たマンガを全部読んでしまいました。

ロサンゼルスからサンディエゴまでは、約2時間半位の列車の旅です。運賃は往復で40ドルとバスより少し、高めです。 列車は、西海岸線を疾走します。なかなかいい風景が続きます。車内は、かなり空いていてゆっくりできました。 夕方にサンディエゴに到着です。駅には友達が迎えに来てくれていました。

車で海岸まで出て海に突き出したレストランに歩いて行きました。映画「フォーリングダウン」のラストシーンに出てくるような風景です。 レストランまで行く桟橋の両側では地元の人たちが、釣りを楽しんでいました。 先端のレストランまで行ってゆっくりと海を眺めていました。

車に戻り、途中モールで食料を仕入れ、家に戻りました。彼の家は、平屋の2LDK+ガレージと広い裏庭を持った家でした。 夕食は彼の手作り日本食。おそばです。お土産の日本酒で乾杯。

次の日は、彼の家でゆっくりと時差ボケ調整をしました。特に何をするでもなく、ダラダラと過ごしました。


浜辺のレストラン

土曜日は、近くの海岸へ海水浴です。3時間ほど浜辺でトドしていました。寝そべってなにもしない贅沢な時間を過ごしました。 お昼を浜辺のレストランでロブスターランチしました。ボリュームが凄かったです。味は少し、オイリーでした。 今晩も日本食です。炊き込み御飯。


最後の日は、サンディエゴ郊外にあるワイルドパークへ。ここに居る葉切りアリは必見です。 餌場から巣までアリが一列になって葉っぱを担いでエッチラコッチラ。
また、鳥のドームでは、蜜を直接鳥に上げられるところもありました。さすがにポカリスエットでは、寄って来ませんでしたが・・・
モノレールに乗って屋外動物園を廻るコースもあります。サファリ動物園を大きくしたような公園です。
最後にバードショーを見て家に戻りました。



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