中欧(ドイツ)12

カレル橋


ベルリンの地図、JTBでもらった


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列車は個室だけの編成でした。室内は6人がけでプラハを出る時は3人でした。 プラハからベルリンまでは約5時間かかります。チェコ国内ではスピードも控えめです。 国境の駅でパスポートチェックがありましたが、 旅行者は自分だけで他のみんなはパスポートの代わりに身分証明書のようなパウチッコされたカードを係官に見せていました。 そういえば、みんな大きな荷物を持ち込んでいたので、チェコに買い出しに来た人たちだったかも。 国境の駅で手に手錠をかけられた人を数人見かけました。不法入国者でしょうか。

ベルリンへ向かう車内にて


列車はドレスデンを通ってベルリンに到着です。列車は旧東ドイツのリヒテンベルグ駅に着きます。 駅でマルクにちょっとだけ両替して、駅の本屋で地図を買いました。地図をゆっくり見るために駅の2階にある、 マックでハンバーガーを頼みました。ホテルのあるツォーまではSバーン(近郊電車)で行けます。 ホームに上がって電車に乗り込みます。ホームにある改札機にキップを通すことを忘れていました。 車内改札が来るのではないかとヒヤヒヤでした。地図を見るとアニーたちの家は西側の空港の近くでした。 ツォー駅から歩いて5分位の所にホテルはありました。 チェックインして後、ツォー付近を散策し、シャワーを浴びてアニーに電話しました。

ベルリンのホテル


ホテルはシングルの部屋で狭かったけど、奇麗だったので許せます。 ウィーンでアニーたちにはハガキを出しておいたんですが、着いているかどうか?晩飯でもいっしょに食べようと電話しました。 久しぶりに聞く声が電話機の向こうから聞こえました。 数年前にフィリピンへ里帰りの途中、成田でわざわざトランジットしてもらい、空港のレストランでビールして以来です。 さすがドイツ。愛車はBMWでした。近くのカイザーウイムヘルム教会の近くのパブでビールで乾杯。 ちょっと遅い時間だったのでおつまみくらいしかなかったのですが、1リットルのジョッキを2つ開けてしまいました。

レイモンドとアニー


ホテルに帰るとレイモンドが家に泊れとうるさく言っています。 ホテル代はすでに日本で払い込んでいるので問題はないのですが、 今キャンセルしてもお金は戻ってこないので躊躇していました。 するとレイモンドがさっさとキャンセルしちゃいました。アニーの家に厄介になることになりました。 アニーの家は日本でいう2LDKのアパートでした。 居間で夜遅くまで話をしたり、アニーのビデオを見て過しました。

戦勝記念塔


第8日め

レイモンドは失業中なので家事は彼がやります。朝、朝食を仕入れにどでかいスーパーに買い出しです。 アメリカンサイズのそのスーパーでトランクいっぱいの食料を買い込みました。ビールは5ケースも買っちゃいました。 レイモンドは1日、1ケース近く飲むそうです。そういえば、玄関の脇の納戸にはビールのケースが山になっていた。 朝食の後、レイモンドの案内でベルリン見物です。まず、戦勝記念塔に上がってベルリンの森を見渡します。 ベルリンは非常に大きな街で、いまは統一後の改修工事が至るところでやっています。 記念塔から歩いてブランデンブルグ門まで行きました。 彼も初めて東側に来たと言っていました。さらに歩いていると雨が降ってきました。 かさを持って出てこなかったので二人ともズブ濡れです。テレビ塔まで何とか走っていって、 展望台からベルリンの街を眺めようとしましたが、あいにくの雨で視界が悪く良く見えなかったです。 展望台から降りてタクシーで記念塔の近くに止めてある車まで送ってもらい、家に帰りました。

ブランデンブルグ門


雨が降っていたのでベルガモン博物館には行けずじまいでした。 次にベルリンに行った時にはぜひ、博物館に行きたいです。

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