サウジアラビア日記

2007-11-22(木)
サウジへの出張機運が盛り上がってきたため、朝サウジ大使館へビザ申請に行くことになった。 六本木一丁目にある大使館は、午前9時から午前11時までが申請可能。10時30分頃大使館に着く。 入り口の警備が2箇所、X線と手荷物検査。携帯電話を警備室に預け、申請窓口に。
お客様の口上書と申請用紙を添えて入金の必要性を確認するに領事さんがいないため確認するので 待って欲しいとのこと。しかし11時を過ぎても連絡はなし。11時10分に入金が必要とのこと。 12時まで窓口を開けているので12時までに振り込んで振込み用紙を提出してくださいと。
しかし近くに用紙ての振込みの出来る有人の窓口が見当たらない。ATMコーナーの電話機を取って 有人店舗を教えてもらうと最寄店舗は、赤坂と六本木。どちらも一丁目からは一駅あり 電車で往復していると時間切れになりかねない。タクシーを捕まえて六本木へ。
六本木の三井へ行くと手数料がかかるので三菱で振込みされてくださいと! 手数料はいいから早く振り込んでくれ!>おかげで630円も手数料を取られた。 後で調べてみると三菱は通りの反対にあったみたい・・・
帰りもタクシーを拾うもなかなか空車が通らない。やっと捕まえたタクシーはサウジ大使館を知らない。 まぁ、普通に知らないか。なんとか説明をして大使館へ到着、11時40分。
玄関のセキュリティーは自分の名前と会社名を把握しており、どうぞどうぞ状態で窓口へ。 無事に受け取ってもらった。ビザの発給は月曜日と営業翌日で発給できるみたい。 1週間位かかると思って慌てていたのに・・・
(ガクッ)

2007-11-26(月)
ビザの受け取りは、午後3時から4時まで。 警備のおじさんに軽く挨拶をして窓口に。 ビザの張られてパスポートと振込みの領収書を渡された。 写真2枚のうち、1枚は返却されて戻ってきた。
ビザはシングル:7000円。マルチ17000円と3回行かないと元が取れない・・・ ビザには写真がコピーされていた。
26日になっても先方業者からの連絡がないため、当初予定の11/30出発を諦め、 1週間後の12/7出発の手配と行うことにした。

2007-11-28(水)
現地のお客様が12/4(火)に業者と打ち合わせを行うのでそれに間に合うように出張してほしいと GATから連絡が入る。旅行会社へ12/2(日)出発の手配をお願いする。 12/2(日)出発、12/3(月)現地サーベイをスケジュール。 水曜日の夜は、忘年会+壮行会となる。
壮行会の最中にGATから打ち合わせは12/2(火)だったので出来るだけ早く出発して欲しいと。

2007-11-29(木)
GATへ先日頼んだ航空券を受け取りに行く。その席で出発が2日早まったことを伝え、 11/30(金)出発、同日着のフライトをお願いする。しかし満席で手配できないみたい。 29日夜のフライト・ビジネスクラスも含んで再調査をお願いする。 そのときに関空=ドバイ便もあるので検討してみてはとアドバイス!(笑い)
夕刻、ドバイ経由で取れたととのこと。再びGATへ。 11/30(金)深夜関空発、ドバイ経由でリビア着は午後。帰りは 当初の予定通り、10日00時30分発、同日21時成田着。
家に帰って旅支度。 今回は機内持ち込みサイズ最大のバックでの出張となった。 中身の1/3はお客様へのお土産(おせんべいとカレンダー)。1/3はおつまみ・お菓子。 1/3が着替え。もう一つの手さげバックにPCとDVDプレイヤー、貴重品を。

2007-11-30(金)
午前中、会社へ出社。午後いったん家に戻り風呂を浴びて18時に家を出発。 20時40分の関空行きにチェックイン。ドバイまでのチェックインも同時に出来た。 関空行きの飛行機の中で黒いなりを頂く。関空で5万円をドルへ両替=441ドル。 出国はいたってスムーズに。搭乗ゲート前の売店で水・おつまみをゲット。 飛行機はエミレーツ。かのK国へ行った便だ。機内は満席で普通運賃を払っていても シートは同じ・・・
映画があり過ぎでどれを見ていいものか迷っているうちに爆睡していました。 気づいたときにはイスラマバード上空。

2007-12-01(土)
予定より早くドバイに到着。朝の5時。リヤド行きは11時40分と7時間もある。 荷物を預けにせず持ち込んでいたため、入国してドバイの観光は諦め、空港内でじっと待つことに。 早朝のドバイ空港は大混雑。いたるところで床でゴロネ状態が見られます。
やっと座れるところを見つけましたが両側はゴロネさん。3時間ほど座り寝して免税店を眺め、 空港を端から端まで散歩。電源を使えるところ見つけ、DVDプレイヤーを充電する。 11時からチェックインできるようなので行ってみると、トランジットチェックイン していなかったので怖いおじさんに睨まれる。
飛行機は、MD-90と小型。定刻を少し遅れて出発。2時間のフライトでリビヤ着。 入国カードが必要だが、機内では配られていない。イミグレのところにも見当たらない。 何人かが、引き返していく。入国カードがやはり必要なようだ。 周りを見渡すと見つけにくいところにありました。
審査はいたって簡単に通過。お客様の手配の方が税関前に待っていてくれました。 税関で荷物をX線に通し、受け取ろうとしたときに検査官に呼び止められる。 手配の方が話してくれて検査なしで通過。
お客様が出口で待っていてくれました。その足でお客様の宅内へ訪問。現場確認をする。 昼食を近くのピザ屋へ。ツナサンドが6リアル。
現場確認を終え、ホテルへ。お客様手配のホテルは市内のはずれ、お客様宅にもっとも近いホテルだった。 1泊80ドル朝食付き。ホテルで両替。100ドルで3500リアル。 近くの雑貨屋で缶ジュースx3+2リットルの水を買って5リアル! 夕食をお客様とタイ料理点へ。二人で90リアル(2700円)
21時過ぎに就寝。

2007-12-02(日)
朝5時からアザーンによって起こされる。 6時から資料作成。 9時に迎えの車でお客様宅へ。 11時に現地業者を訪問。
オフィスと机はゴージャスも担当者不在。30分ほど待ってやっと打ち合わせスタート。 サミエルジャクソンそっくりの担当者はインシャアラー連発。 今週中には何とかすると口約束してオフィスを後にした。 お客様の事務所に戻り15時まで報告書を作成。
ホテルに戻り、18時からお客様と勧告料理店へ。 プルコギ55リアル。ビール5リアル(100%ノンアルコール)。 21時に就寝。

2007-12-03(月)
アザーンでは起きず、間違い電話で6時に起こされる。 9時に迎えの車で事務所へ。 中間報告書をお客様のインターネットを使って送信。 すぐに日本へ到着していた。
昼過ぎに現地業者の担当者が現れる、現場を確認し、作業を開始するも 局側に問題あり今日は作業が出来ないので明日局側の問題を解決して から来所するとのこと。
間違って配送された部品を交換に郊外まで取りに出る。 車で小一時間のリヤド郊外の倉庫だった。
夜はお客様事務所の近くにあるイタメシ屋でピザとパスタ。 二人で130リアル。 22時頃就寝。

2007-12-04(火)
日本からの電話を受ける(別件) 日本へ状況報告し、業者の担当者が現れるのを待つ。 2つ頼んでいたのに1つしか用意していないと・・・
HQへエスカレーションすると明日再派遣するとのとこ。 夜は日本食、ヤキソバとにぎりのセット55リアル。 シャンパン(アップルタイザー)をいただく。 100ドル両替:375リアル。

2007-12-05(水)
業者を待つものの現れず。
夜はフィリピン系レストランで鍋とチャーハンと焼肉で65リアル

2007-12-06(木)
休日
午前中に洗たくを行う。 ジュースを冷凍棚に置いていたため、開けた時に大爆発! 机の上や壁に赤いジュースの液が・・・ タオルを濡らして拭き拭きと一時間以上も格闘。 幸いPCやデジカメにはほとんど液は飛んでいなかったのでラッキー。
夜は新市街のステーキ屋さん、65リアル。 サウジとは思えないサービスだった

2007-12-07(金)
休日
午後から市内観光? サウジ発祥の地、マエマク城付近を散策。 旧市街にあたり、生活感が充満したスークなどを見学 ゴールデンスークはキンピカ!観光客は居ないので地元の人々が買い求めるようだ。 サウジダイヤ(砂漠の水晶)も。
ジュータン屋では911のジェット機がビルに突っ込む様子を描いたものまであった。 その後、フィリピン街へ移動。ものすごい渋滞に恐怖を覚える。 フィリピン街にはアキバに負けない携帯電話販売専用ビルまであった。 サウジは世界一フィリピン人を入国させているそうだ。
夜はフィリピン街のレストラン、ケッチャップご飯と焼きそばで30リアル!

2007-12-08(土)
業者が来所、もう一つの方を用意する。 見た目OKもリヤド=ジェッダが未準備。 最初の方もアラームあり。
今日はもう作業できないので明日にしろと。
夜は水曜日に行ったフィリピン料理屋。 鍋とエビ天ぷらとヌードルで65リアル。

2007-12-09(日)
日本と連携してこちらの業者を動かすものの 思うようには進まず。
夜は街のシュワルマ屋で10リアル。 その後、キングダムタワーに登る。 アーチ式の橋のような展望台に高所恐怖症の自分は足がすくむ。 タワーからの夜景は素晴らしかった。
タワーのモールにて宗教警察を見かける。 モスリムのお祈りの時間に商店が閉まっていることを確認し、 みんなをモスクへ行くように指導しているそうだ。 ファーストフードの椅子でのんびりしていたモスリムがあわただしく 散っていったのでそれとわかった。 警察官をつれ、威圧的なひげ、短めのトーブをまといみんなを指導していた!

2007-12-10(月)
朝、一本出来上がっていた。 日本に連絡して確認してもらう。 もう一本は、現地業者から依頼されてリセットする。 リヤド=ジェッダ間を作ってもらいもう一本もできたかのようだったが、 問題があって再び業者へ戻す。
夕方業者から戻ってきた、確認して良好。 とりあえず二つともなんとかなるところまで来た。 二つとも明日まで様子見。
夜は誕生パーティーに招待された。お客様にネクタイと上着を借りて参加。 500人近くも集まっていた。 外国人女性はアバヤを脱いで着飾っていた。

2007-12-11(火)
二つとも良好に推移。
飛行機が取れれば今日の深夜便で撤収。 しかし飛行機が取れず、12日の深夜便となった。
夜は日本食、鉄火巻き、35リアル。

2007-12-12(水)
お客様主催の弁論大会を見学することに。サウジ大学は広大。
ここでもサウジ人のプライドを傷つけない配慮が・・・
結果は日本語のレベルに沿った順位がつけられていた。すなわち、レベルの高い人が優勝。低い人は奨励賞と。
20時にホテルをチェックアウト。
車は、サウジ伝統料理を出すお店へ。座って食べる形式のお店だった。
食事の後、空港へ。アイル指定だったが、ウインドーになっていた。

2007-12-13(木)
00:30発(日本時間06:30)の香港行に搭乗。窓席から二人を乗り越えてトイレに行くのは至難の業だった。 約8時間のフライトにより香港へ到着。トランジットチェックインするにここでも通路側は満席。 さらに窓側も満席。3人シートの真ん中となった・・・
日本行きの飛行機を待つ間、サクララウンジで日本食を頂く。巻き寿司にカップラーメン。 香港を夕刻前に出発。4時間足らずのフライトで成田へ20時過ぎに到着。 税関でサウジに仕事でと聞かれたが、サウジは観光ビザ出していませんからねと、一言。
NEXの接続が悪かったので東京駅までリムジンにて移動。東京駅から 特別快速で家に着いたのは23時過ぎだった。
明日はもちろん仕事だ。


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