トルコ絵日記 9−10日目





午前1時に飛び立った飛行機の中では、旅の疲れのためか、毛布を頭からかぶった瞬間に眠りこけて気が付くと6時間が経過。 (インターネットの写真はその時の図です)機内食を食べたり、今回のツアーに旅行に関するアンケートを書いたりしているうちに、 飛行機は韓国のきんぽ空港に着きました。

今日はトランジットのため、韓国に一泊です。大阪・福岡から来た人たちは、別のホテルがだったので、名残を惜しみながら別れました。 みんな御達者で!

空港では現地係員の若い女性が待っていました。小柄で、目と目の間の幅が広い一重の目という典型的大陸顔の、 なかなかキュートな人です。夕方に到着したので夕食を食べたら寝るだけだというのに、ソウルの見どころを一生懸命説明してくれました。 しかしそんな彼女の好意も、疲れ切ったわれわれには馬耳東風。韓国名物「あかすり」オプショナルツアーの案内にも、 「もうハマムに入ったしなあー」と冷たい反応を返してしまいました。本当にごめんなさいね〜。


ところがどっこい、郊外の山の上にある焼き肉屋に着いた途端、とろんとしていたみんなの目がカッと開きました。 1週間のトルコ料理攻めに辟易していたわれわれが焼き肉にかける情熱は、 肉を焼く鉄板よりも熱く、本場のキムチよりもホットだったのです。

本場焼き肉のいいところは、キムチを初めとする数種類のつけ合わせが食べ放題ということでしょう。 ウニのように鉄板に突き立ったみんなの箸はあっという間に焼き肉を食べ尽くし、付け合わせも何度もおかわりをして、 久々のアジアの味を堪能したのでした。ただ、1つ残念だったのは、飲み物がやけに高かった(200ミリウーロン茶でも200円位)ことです。 無料の付け合わせを辛くして、飲み物を飲ませて元をとるという作戦なのかもしれませんね。


ホテルでは日本のテレビも見ることができ、NHKではワールドカップ日本敗退ダイジェストをやっていました。 それを見るにつけ、「あーあー、いよいよ帰ってきたんだなー」という思いが強まります。わたくしはテレビを消して、 窓外に広がるソウルの夜景をしばらくの間じっと眺めました。視力回復訓練のためですよ、もちろん!(なーんちゃって?)

翌朝、空港に行くと、何と、昨日名残を惜しみつつ別れた大阪・福岡軍団が買い物していました。 30分違いの飛行機だったのです。思わぬ再会に笑うことしきり。今度こそ本当にさようならを言って、韓国を発ったのでした。

そして、3時間のフライトでついに日本に到着。楽しかった旅の終わりの常で、 われわれはいい旅を提供してくれた四季の旅社に感謝しつつ、いつの日かの再会を約束してそれぞれの家路についたのでした。


しかしこの時誰が予想し得たでしょうか?よもや、四季の旅社が無くなってしまうとは・・・ (モモセさんは「元気にプーしてます」ということ なので御安心を)よもや、本当に同窓会をするとは・・・ (しかも約月1ペース。みんな酒好きなだけか?)そしてよもや、こんなに長い旅行記になろうとは!

長い間、当旅行記を読んで下さり、本当にありがとうございました。楽しい旅行づくりに何役も買ってくれたツアーの方々、 拙い旅行記に暖かい励ましのメールを送って下さった皆様のお陰で、この長い旅行記も書き上げることができたのだと思います。 この場をお借りして、深く感謝申し上げます。

また、ホームページを作ってツアーのみんなの交流の場を提供してくれたミツウチさん、ありがとうございます。 今後もよろしくお願いします。

なお、この旅行記は無理矢理メールで送りつけておりましたので、迷惑された方もいらっしゃったかと思います。 遅ればせながらお詫び申し上げます。(今後は方式を変えねばなあ)


・・・と、完璧に終わったつもりだったのですが、そういえば大島ツアーの続きも残っていましたね。 それはまた、次の機会にお送りします。

さて、次はどこに行こうかなあ? トルコの空に思いを馳せつつ。 みなさん、アラハスマラデュク!



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